埼玉県さいたま市のアバルト500様よりボディコーティングのメンテナンスでご入庫いただきました。
約3年前に当店でクオーツガラスコーティングを施工させていただきましたが写真をご覧になればお分かりのようにまるで新車そのものの様な美しさです。
アバルトと云うとやはりこのお色、676 グリジオ・カンポヴォーロが定番カラーですね。
光が当たると白に見えて 角度によっては青味が強調されたり とても複雑に表情を変えるグレーソリッドカラーです。
このグリジオ・カンポヴォーロのグリジオがグレーと云う意味でカンポヴォーロは飛行場や空港を意味するそうで、それはそれは興味深いドラマがあるようなのですが、元々この色は戦闘機に使用されていた色のようで、この色が軽量であることと空力的に効果があると云うことでレーシングカーに採用したらしいのです。
ここからは私の想像ですが、まず「軽量」についてですが、このお色は色のとまり(染まり)が良い顔料を使用しているため使用する塗料が少なく膜厚が薄くてもこの色合いを作り出すことが出来るため軽量化が可能である。と云うことなのだと思います。イタリアンレッドなどではとまりが悪いため色合いを100%発揮するためにはこの色の倍ぐらいの塗料が必要になるかもしれません。
そして「空力的」については色のとまりが良いため膜厚が薄く出来ることと、膜圧が薄いことにより塗装肌のレベリングがとても平らな状態を作れるため空力的に優れているということになるのかもしれません。
いずれにしましてもレースに勝つための地味なグレーカラーが価値を高めてアバルトにとって重要なカラーになっていった。というドラマチックなお色なのです。
約3年前の施工車輌とは思えないほど綺麗に仕上がっていますが、汚れが付きにくく落としやすいクオーツガラスコーティングならではの素晴らしいボデーの状態でした。
多少のシミや細かい傷はありますがほぼ新車同様の素晴らしい状態です。
マメな洗車の効果とクオーツガラスコーティングの防汚効果が見事に発揮されています。さらに3年経過してもメンテナンスでここまで回復する耐久性にも感心してしまいます。
当店で抜群のリピートを誇るクオーツならではの効果でした。
この度は数あるショップから当店をお選びいただきまして誠にありがとうございました。
【感謝・報恩・貢献】お客様とのご縁に心より感謝申し上げます。
アバルトやフィアットのボディコーティング ガラスコーティングは磨き作業にこだわる埼玉県さいたま市の磨き専門店 ドライバーズピットへご用命ください。